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F1 オーストリアGP の感想他

こんにちは

F1カナダGPのブログ(https://www.wix.com/dashboard/20a84b6e-f421-4670-a806-fa7b65c0edaf/app/61f33d50-3002-4882-ae86-d319c1a249ab?referralInfo=sidebar)で連載と書き、ルマン直後には特別版まで書いたくせに先週のフランスGP号をサボった和知でございます

F1オーストリアGP、RedBullの本社からは2時間半ほどのところにあるサーキットで、セクター1、2はストレートを低速コーナーをでつないだレイアウト、セクター3はストレートと高速コーナーのレイアウトで、ダウンフォースを効かせるコーナーが少なく、パワーとトラクションが大事なサーキットです。このコース特性より、Mercedesが有利で、パワーが厳しいRedBullは苦戦することが予想されました

予選は、1周がシリーズで最短である63~64秒という事から、RedBull勢はQ3で3回アタックしましたが、二人の間でトゥ(スリップストリーム)の権利をめぐって一頓着ありました。これは、前に車がいると、空気抵抗が減って車速が伸びるので(車間は3秒ぐらいがベストだそうな)RedBullでは毎戦交代で、Q3の引っ張り役を決めているようですが、いつもは2ランしかしないのに、今回は3ランという事で、引っ張り役であるリカルドがQ3のセカンドランぐらいは役割を逆にして、良いタイムを出させてくれてもいいだろうと思ったけれども、フェルスタッペンがこれを拒否したというものでした。どちらにせよ、RedBullはストレートスピードが足りなくて予選でFerrariやMercedesの前に出るのは厳しかったですね。

また、Mercedesの2台による僅差のポール争いは素晴らしいアタックでした。ブレーキングで突っ込むハミルトンと、立ち上がりで稼ぐボッタス。両者のドライビングの違いがよく出た予選でした。

日曜の決勝。去年とんでもないスタートを決めたボッタス(反応時間0.2秒!)でしたが、好スタートを切ったライコネンに抜かれ、フェルスタッペンにも抜かれるという失敗。ターン3では、2位から1位を狙ったライコネンがブレーキをロックアップさせ、後ろのフェルスタッペン、ボッタスに抜かれてしまいました。結果的にはこの失敗がなければライコネンは勝てていたかもしれません。

次にレースが動いたのは14目、ボッタスが油圧系のトラブルでリタイヤ。Mercedesにしては珍しいトラブルだったように思います。それだけ今年は追い込まれているのでしょうか。ボッタスがコースわきに止まったことでバーチャルセーフティーカー。ここでFerrari、RedBullはピットストップしたのに対して、なぜかMercedesのハミルトンはステイアウト。もしかするとタイヤのライフに不安があったのかもしれません。

次に起こったのはリカルドのトラブル。どうやらエキゾーストが割れて、その影響でギヤボックスが壊れたようです。29歳の誕生日になんとも残念なトラブルでした。

そして最後は63周目のハミルトンのトラブル。燃圧低下ということで、Mercedesとしては2016年のスペイン以来の2台ともリタイヤ。

結局、スタートでMercedesの後に続いたフェルスタッペンが優勝、2位ライコネン、3位ベッテルのオーダー。

今回は、バトルがあったり、トップ6が決勝では僅差だったことで、緊張感のある良いレースだったように思います。また、ドライバーによってブリスターが出て苦しんだ人もいれば、うまくマネジメントして、何の症状も出ない人がいたりと、ドライバーごとに違いが出たのも面白かったです。


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